雨降り夜。
Ecole(エコール)
今晩のお供は「Ecole」
ひとめぼれで借りてしまった1本。大本命。
これの前に観てた「Snow White」がかなりの出オチだったので、おくちなおし。
始終、深読みしながら鑑賞。
バレエ、蝶々、森、水、白、リボン、血・・・。
なんでもないオブジェ全てが何かの暗示や象徴のように感じられてしまって。
演出らしい音楽が殆どない。
あっても環境音にかき消されるくらいの微かな音。
薄暗さや静かさがとても不気味。でも美しい。
はっきりとした答えや背景はない。
けれど、この曖昧さや不気味さ、正体の分からない不安さはまさに「少女」そのもの。
物語の視点となる少女の年齢がどんどん上がっていくにつれて、
観ている私も少女時代を追体験しているかのよう。
「知りたがり」の少女が消えたり罰を受けたりするのは、なんとなく理解できる。
みんな隠された外の秘密を「知りたい」けど、どこかで「知る」ことに罪悪感を感じてしまう。
その感覚、とても共感できる(というか、覚えがある)。
少女たちがどこから来て、どこへ行くのかは描かれていないけれど、
その答えのなさこそがあの年頃の「少女」という存在そのものなのだな、と観終わった後に思う。
観終わってしばらく反芻した後、この映画の凄みに気付く。
この映画、とても印象深い。
ただひたすら「少女」というものを描いた作品。
この映画のすべてが「少女」。
そしてこうゆ映画が大好きだ!
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