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お正月映画、4本目は『ラブリーボーン』

この前図書館で原作本みつけて、気になってたお話。
先に映画で見ちゃった。

ほのかにネタバレるかもしんない。ごめん。


もっとこう、サスペンスー!でスピリチュアルー!な感じかと思ったら、心情深く掘り下げる感じでとても好感。
(だからか、予告編が私がこの映画で感じたものと距離があるような。サスペンス色強くない、これ?)

なにより、映像がきれい。
そしてストーリーにほろり。

死後の世界のイメージがとてもしっくりくる。
頭の中にある「きっとこんな感じなのかしら?」なのがスムーズに映像化されてる。
世界の変化が主人公の気持ちや記憶、事実のかけらとうまく繋がってる。
(鳥が飛んでいくシーン、ふとミュシャの[イヴァンチッチェの思い出]を思い出しました)

特に映画の映像を眺めるときって、その世界観の全体像を勝手に想像しながらみるけど、
この映像は想像以上に上をいく。
「そうか、そうくるのか」と、表現が豊かではっとなる。


ストーリーも好みだったのです。

「死んだ人は自分の遺体を見つけて欲しいから出る」みたいなお約束があるけど、そうじゃなく。
主人公スージーの願いをみてたら、「そらそうだな」と思った。
たぶん、私が殺されてもそう思うだろうな、と。

自分のいない世界を受け入れること、てのはそういうことかぁと思った。

それに死んだからって全部分かってるわけじゃないし、理解してないし、納得してないし、何かに干渉できるわけじゃない。
かすかにいることしか出来ない、くらいの描き方はしっくり。

あぁ・・・ものすごく好きだ、この映画。


でもでもですが。
犯人の男、なんかすっきり嫌悪感を持てない・・・。

主人公にも感情移入するけど、犯人にも感情移入しちゃうってどうよ。
なんかすごいリアルすぎると思うの・・・この犯人。
何度彼に殺人をやめさせる幸せが訪れればいいと願ったか!(笑)

『ラブリーボーン』の前にオドレイ・トトゥさんの方の『ココ・アヴァン・シャネル』もみたけど、
やっぱり私は愛しても幸せになれないタイプの男に惹かれるらしい。ああ・・・。
(ずるい男ってたまらなく優しくて嘘が上手で・・・セクシーなんですね!!ボーイ・カペル!!)
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