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バレーボール男子観ながら読書。
今日の読書は須賀しのぶの『芙蓉千里』

とまとたんが図書館から借りてきて、「先読んでいーよ」とのことだったのでありがたく拝読。
「絶対あんたも狙っていただろう」と言われたけど、はて、あまり記憶にない。

そう言われて見せられた帯にはでかでかと、『わたし、大陸一のお女郎になります!』


・・・ああ、うん、好きだよそうゆの(笑)


で、読み始めた。

ネタバレ微妙にあり。
ご注意召されよ。



明治40年、ハルビンの女郎屋の話と聞いていたのでもっとこー、すげえ!のかと思っておりましたら、ぶっちゃけ女郎メインの話ではなく。(ちぇっ)

面白いは面白かったけど、素敵な心ときめく展開は終始コバルト文庫やホワイトハート文庫を読んでいる様で大変懐かしかったです。
(と思ったらやっぱ、作者さんはコバルト文庫出身でしたのねん)

えっと、ロマンス!


女郎と聞いて想像する情念ー!エロティックー!は全くありませんでした!
後半はコバルト文庫から10年前の少コミになりました。
(いわゆる、「椿、ぼたっ」とか「朝チュン」的な)

23歳女子にとっては一騎打ちしてもいいんじゃないかと思わなくもないですが、きっとこの本はそうゆのが目的ではないのでこれでいいのだ。
実際、25歳女子的にはむしろロマンスの方が恋焦がれるようです。
なるほど。

詰まる所は、コバルト文庫的なロマンスに岩井志麻子を求めるなということですか。
でも・・・似たような時代の、志麻子さんの作品、好きなんだもの。
(戦中、大陸、女郎。ワオ、三拍子)

でもでも、さすがに嬉しかったのは、私が気に入った登場人物は主人公大好きなのにいいとこまでいくのに好きになってもらえなくて結局死んでしまうのが定石なのに今回はちゃっかり選んでもらって生き残ったところ。
しかも、主人公に惚れていないところがまたよろし、なのです。
(なんか、エロティックだな!倒錯的!)
かいとたん辺りが読んだら、どの登場人物か一発でバレそう。


ぱぱぱ、と読み終わってしまったので、23歳女子(独り身)はなんとなく物足りなく、
その後『後宮』イッキ読みで消化。

ああ、御室、相変わらずドうざ愛しい・・・(笑)

もちろん、ドSな割りにさみしがりでちょっと狂ってる御所様も美味しく頂きました。
美味でございました。
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