雨降り夜。
ありさとえんなたんとの待ち合わせの前に、
京都駅ビルで開催中の「LIFE art nouveau アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」へ行って来ました。
根性で起きていきました。根性。
途中眠さのため何度かへこたれそうになったけれど、無事行きました。
最近の「えき」KYOTOの展示はなんでこうも、ピンポイントで私の心の琴線を狙いまくりーのな展示ばかりをするのでしょうか。
エロール・ル・カインといい、今回といい・・・。
いっそこの流れでウォーターハウスとかアーサー・ラッカムの展示してくれんかな・・・無理よな・・・。
(↑今超画集が欲しい画家筆頭)
展覧会は日曜の午前にしては人が少なく(ええまぁホワイトデーですから)ゆったり鑑賞できたので幸せ(ええまぁ私はひとりですから)
ミュシャからセセッションからロートレック、スタンラン、エトセトラエトセトラ。
ああもうベルエポックー!!(絶叫)
・・・はぁ。はぁ。
この時代のスタイリッシュさと洗練さと気品と大胆さは、現代の最先端広告アートも凌いでしまうのじゃないか。
と、思わせてしまうくらいのカッコよさ。
フォントとかね、構図とか、配色とか、ものそいシャープ(特に分離派の展覧会ポスター)
説明に現代のどこそこの広告、とかあっても疑うことあたわず。
それまでの絵画に慣れ親しんでた人たちからしたら、もうびっくりどころじゃすまなかったはず。
そら反感買うわ、クリムト。
すんごい変化。
でもやっぱりやわらかい線や淡い色、なんとも言えん色気は変わらないのだなぁ。ムフ。
商品ポスターも、なんの広告なのか想像して観るのが楽しい。
ココアと香水と、航路の広告がかわいかった。ナイス。
最後見終わって、わたくし恒例のポストカード収集。
狩の時間ダゼ。
でも今回はあんまりカードなかった・・・。
と、おもいきや。
今回の図録デザインがめためたカッコヨスギル(写真いっこめ)
なんだ・・・なんなんだよ・・・!
ちゃんとクリムト画の分離派展ポスターが表紙なんですがね・・・、ちゃんと検閲前(もろだしの方)のバージョンを表紙に採用なのですよ!
はい、いの一番に確認致しました。
で、まんまとかわされましたー。えへー。
ついでに・・・。
今回来てたミュシャの「メディア」のポストカードを発見(写真にこめ)
これ、2枚並んでるけど元は1枚の絵なのは周知の通り。
右の、ナイフと母親に殺された2人の王子の死体中心って構図は今まで思いつかなかった!
見つけた瞬間「やべぇええ!!」と俄然テンソン上がりまくり。テンソン。
ついつい、1枚の絵だとメディアの壮絶な表情ばっかに目が行くのですが、
思い切ってメディアの顔をカットしたものは新しい!
顔が見えないからこその恐怖と戦慄です。
このカット考えた人すごいな・・・。
で、まんまと2枚とも買わされてるのですが。
1枚セットもすでに持っているのですが。
そういえば、会場に置かれたリーフレットの中でユトリロも見つけたような。
それもぜひ行きたいな・・・。
(まさか東京とかだったら泣く)
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