慣習と人

ひなまつりですね！
今年も姉妹仲良くお祝いしました。にこにこ。
独身！


「今日ひなまつりですねー」と仕事の人と会話（超絶暇だったから）
「頑張って祝えよ！」と叱咤激励されました。
お気遣い・・・ありがとうございます。

ちっちゃい息子さん２人いらっしゃる方だったので、
「じゃぁ○○さんとこはこいのぼりですね！」といったら、住んでる地域の関係でこいのぼりが出せない様子。


はて？　何故に。


私の住んでるとこと近いところにお住まいなのですが（つまり田舎）、
その集落ではずっと前からこいのぼりが自粛モードらしい。


その理由が、

昔、その村の領主が５月のそのくらいに首を撥ねられたから。



え・・・ええぇー！？

なので、祝ってる場合じゃないよなぁということになり、何故か連帯責任（？）でひな祭りも自粛モードらしい。

首・・・首て！
いつの話・・・！？

多分戦国時代辺りらしーですが、そんな何年も前の慣習が今も生きてるなんて田舎マジはんぱねぇ。
（そんな「何年も前」とか軽くないよ何百年前だよ）

「まぁ、まだその領主のご先祖さんが住んだはるしねー（笑）」とか軽く笑っちゃえるレベルなんですか○○さん（笑）
まさかそんな答えが返ってくるなんて予想だにしておりませんでしたよ・・・。


うん・・・まぁ・・・首は仕方ないっすよね、首は。
祝ってる場合じゃないですよね・・・かなり一大事ですよね首は・・・。


そういや、毎年５月に行われるうちの地域周辺合同祭りも、むかーし（多分江戸以前）の村同士の水騒動の和解、取り決めのためだったそうだし、田舎はやはりあなどれんですね。

この用水争い、カマやクワで戦いあういっそ殺し合いな戦争だったそうな。
こっそり夜中敵対する村の堰ブッ壊しに行くとかネ！
（リンク先の記事がまじハンパねっす！）


いや・・・歴史と伝統、習慣とはすごいもんです。