雨降り夜。
ぷいぷいの香港特集を眺めつつ、旅の風情を書き付けておかねば…の気持ちに駆られる。
香港とマカオの日々。
香港はもう、おいしかったです!の一言に尽きるくらいおいしい毎日。
常に何か食べていた気がする。もぐもぐ。
ベトナムやバリでも思ったけど、アジアはほんとごはんがおいしい。幸せ。
途中から写真撮るのもやめてごはん食べてた。
ごはんを食べるためにはお腹に空きが必要で・・・。
親鳥の後ろをつきまとう雛のように、地図に強い同行の後ろをボケーと歩いて街を散策。
(ほんとすみません、ありがとございました…)
口をあけて眺めた香港の街並みは、ただただもう立体的。
ジャックと豆の木か?と思うくらいにょきにょき伸びてる高層ビルの足許には、ノスタルジックなアジアの街角。
そこかしこに繋がっている空中回路やエスカレーターは、まるでエッシャーの絵の中みたい。
不思議な感覚です。
空が狭いんじゃなくて、地面が広いんだろうなーと思いながら歩くのはとても楽しかったです。
あ、あとサークルKを見つけたり、警察官の方々とすれ違うときはこっそりものすごくソワソワしてた。
絶対「恋する惑星」に嵌りすぎたんだと思う(663号ー!!)
マカオは生憎のお天気だったけれど、始終ザビエルの事を想いながら歩いてました。
聖ヨセフ教会で彼の右腕の骨を眺めていた日本人観光客が「ザビエルの骨…ザビ骨…」と呟いていたのが忘れられません。ザビ骨・・・。
マカオの街並みは中国、というよりもインドネシアとかベトナムみたいな東南アジア!って雰囲気。
街角にブーゲンビリアが咲いているのが可愛いったら。
コロニアル調の風情がそこここに残っていて、香港とはまた違った感覚で街歩き。
(ドン・ペドロ5世劇場には名前だけでもうドキドキソワソワ。いや、ペドロ違いなのは分かっているんですけれども…!)
昼の姿とは一転、夜は派手。ド派手。
お嬢様学校に通う大人しい女学生が夜になると…みたいな衝撃(こうゆギャップが大好きです)。
マカオは夜こそが本当の姿なんじゃなかろうかってくらいの変身っぷりでした。派手…。
数あるカジノのなかでも一番ときめいたのがベネツィアン。
ベネツィアの貴族の館をイメージした外観には惚れ惚れ。
つい先日ヴェネツィア展で穴が空くほど眺めた模型が、目の前に…!ドゥカーレ宮殿!!
…ヴェネツィア、未踏破ですけれども。
香港の夜景に負けないくらいのネオンに目を細めながら、堪能。
一見悪趣味も極めれば感嘆。
香港、マカオ、現実通り越して幸せな休日でした。
楽しすぎて、滋賀での日常が色褪せるのなんのって(特に仕事中)。
お誘いいただき、ありがとでした。
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