子どもの頃の記憶て、みんなどれくらいはっきり持っているもんなんだろう?
私は子どもの頃の記憶は断片的にしかなく、中学くらいでやっと鮮明に「これは記憶だ」と言い切れる程度なのですが。
「自主性にとぼしい子どもは、記憶が薄い」と言われるので、どうやら私は自主性が貧しかったようです。
普段から妄想や空想が入り混じった生活をしているので、自分が持ってるものが記憶なのかはたまた自分の想像なのかが怪しい。
今でもあの体験は記憶か夢か白昼夢か悩むことがあるくらいですもの、ナン十年前なんて怪しすぎて。
でも記憶は怪しいのに、あの時に読んだ本や見たアニメ、映画、好きになった絵や印象的な景色は鮮明に覚えているのです。はて。
小学校の図書館(と、市の図書館)は今の私の趣味カテゴリーの源泉と言ってよいほど。
初めてモンゴメリを読んだのも、ポンペイの街を知ったのも、魔女狩りに震えたのも、あの図書館。
イザナギとイザナミを読みながらの帰り道は確かな記憶のはず。
文明開化の牛なべがおいいそうだなぁと思ったのは、まんが日本の歴史(明治時代編が一番好き)
お母さんが買ってくれた赤毛のアンや、おじさんに貰って大好きだったイヌイットの雪とトナカイのうた。
何度も見返したアルプスの少女ハイジに、毎年お父さんが買ってくれたドラえもんの映画の券。
思春期までに出会った好きなものは一生すきなもののの基本になるようだ。
初めて読んだ嶽本野ばらちゃんの『世界の終わりという名の雑貨店・ミシン』の衝撃は忘れられないし、
CoccoさんのRainingも覚えてる。
フェルメールの青の深さは今もっと深くなってる。
中学の美術の教科書に載ってたミレイのオフィーリアは授業中ずっと眺めてた。
子どもの頃に気付かずに蒔いた種が、今ちょっとずつ芽吹いてきてる。
昔どこかで素敵だなぁ、綺麗だなぁ、すごいなぁと思って通り過ぎていたものに今出会いに行く途中。
十代に好きになったものは、一生好きでいる宿命なのだと言い聞かせる毎日。
今でも我が家の食卓の話題は「『若草物語』よもやま話」なのです。
(私は戦地に行くお母さんのために自分の髪を売ってお金をつくるジョーの強がりと優しさが好きよ!)
風邪をひいて早ひとつき・・・。
先週末からまさかの悪化で、ありとあらゆる(だが数は少ない)予定を全てキャンセルしてお篭り。
かろうじて仕事には毎日行ってるけれど、仕事しに行ってるっていうより風邪うつしに行ってるようなものです!
(どーみても私が犯人ぽい方がちらほら・・・・すいません)
なので、今日のお休みもおうちでお篭り。
正月映画の残りを消化消化。以下ねたバレたらごめん。
本日の1本、「プライドと偏見」
史上最強の婚活映画。
これも去年原作の小説読んだのと、何より「ジェインオースティンの読書会」がめためたよかったので!
(こうゆ昔のイギリスモノてゆうと、いつもキーラ・ナイトレイなような・・・笑)
小説でも私はミスタ・ダーシーがとてもとてもとっても大好きなのですが、映画でもやっぱりとっても大好きでした。
人付き合いが下手でプライドが高くて、なんか神経質そうで、デレたとたん主人公にツンされるとかね!
口ごもりながら求愛する彼がもう可愛くて・・・!
(画面の前で思わず「がんばれ!」ゆうてしまった)
タレ目でこまった顔した犬みたいなミスタ・ダーシーがかわいい。
このミスタ・ダーシー眺めてるだけで楽しいよ。うん。
主人公のエリザベスはもう、強すぎて強すぎて。
このエリザベス筆頭、私の読む海外小説の女主人公は全て強い気がする。
ダーシー・・・どう考えても尻に敷かれるよね・・・。
アメリでもそうですが、キスシーンが印象的な映画って素敵!
この「プライドと偏見」も最後のキスシーンが素敵。
「するのか・・・するのか・・・・しないのかー!!」ていい感じの肩透かしがね、ね!
しない方がこの二人にはあってるから、うん。
プロポーズへの返答が、ミスタ・ダーシーの手にキスして「手が冷たい」ってどんだけ乙女。
(ミスタ・ダーシーの嬉しそうなこと・・・)
一人午後、悶えておりました。
次は「エマ」読もうかな・・・。
ああ、ときめいて体温上がったらまた咳が出てきたよ・・・。
中途半端に雪国・滋賀からお送りいたします。
こんばんわちくしょう。
どこかに文句たらしとかんと、明日穏やかに仕事にいけないと思った。
今日私は何回車の中で舌打ちしたろう・・・。
北国・雪国のみなさま、本当にすごい・・・尊敬する。生きる力が違うと心底思った。
まず朝起きたら案の定、外は腹が立つくらいに銀世界。
いつからだろう、雪を心のそこから喜べなくなったのは。
(確実に車乗るようになってからだ、と運転中に悟った)
でも車道と畑(もしくは田んぼ)の境界が見えないのは困るんです。ええ、困るんです。
車ね、あんまり通んないからね!
田んぼに突っ込んで遅刻とかほんと勘弁願いたい。
何度かタイヤ滑って、肝を冷やしてやっとこさ職場着いたけど、今日一番の仕事が雪かきだからな!
午前中いっぱい雪かき。
吹雪いてきても雪かき。
近所の人に哀れんでもらっても雪かき。
眼鏡が雪で覆われても雪かき。
雪合戦しながら歩いてる中学生に雪スコップ(正式名称なんていうんだろう・・・)で雪投げつけてやろうかと思った。
終わったら案の定、耳はしもやけた。かゆし。
なんとかおうちに着いたけど、明日は凍ってるかもだって!
ついでに明日も仕事だってさ!ガッデム!
お正月映画、4本目は『ラブリーボーン』
この前図書館で原作本みつけて、気になってたお話。
先に映画で見ちゃった。
ほのかにネタバレるかもしんない。ごめん。
もっとこう、サスペンスー!でスピリチュアルー!な感じかと思ったら、心情深く掘り下げる感じでとても好感。
(だからか、予告編が私がこの映画で感じたものと距離があるような。サスペンス色強くない、これ?)
なにより、映像がきれい。
そしてストーリーにほろり。
死後の世界のイメージがとてもしっくりくる。
頭の中にある「きっとこんな感じなのかしら?」なのがスムーズに映像化されてる。
世界の変化が主人公の気持ちや記憶、事実のかけらとうまく繋がってる。
(鳥が飛んでいくシーン、ふとミュシャの[イヴァンチッチェの思い出]を思い出しました)
特に映画の映像を眺めるときって、その世界観の全体像を勝手に想像しながらみるけど、
この映像は想像以上に上をいく。
「そうか、そうくるのか」と、表現が豊かではっとなる。
ストーリーも好みだったのです。
「死んだ人は自分の遺体を見つけて欲しいから出る」みたいなお約束があるけど、そうじゃなく。
主人公スージーの願いをみてたら、「そらそうだな」と思った。
たぶん、私が殺されてもそう思うだろうな、と。
自分のいない世界を受け入れること、てのはそういうことかぁと思った。
それに死んだからって全部分かってるわけじゃないし、理解してないし、納得してないし、何かに干渉できるわけじゃない。
かすかにいることしか出来ない、くらいの描き方はしっくり。
あぁ・・・ものすごく好きだ、この映画。
でもでもですが。
犯人の男、なんかすっきり嫌悪感を持てない・・・。
主人公にも感情移入するけど、犯人にも感情移入しちゃうってどうよ。
なんかすごいリアルすぎると思うの・・・この犯人。
何度彼に殺人をやめさせる幸せが訪れればいいと願ったか!(笑)
『ラブリーボーン』の前にオドレイ・トトゥさんの方の『ココ・アヴァン・シャネル』もみたけど、
やっぱり私は愛しても幸せになれないタイプの男に惹かれるらしい。ああ・・・。
(ずるい男ってたまらなく優しくて嘘が上手で・・・セクシーなんですね!!ボーイ・カペル!!)
(Coccoの挨拶がとても可愛かったんです)
ことしもよろしくお願いいたします。
元旦の夜からDVD2本鑑賞、鑑賞。ネタバレるかもしれん。ごめん。
1本目、『薔薇の名前』
去年読んでたウンベルト・エーコ様の小説の映画。
これ借りるために正月からレンタル屋はしごしたって言うね!
初めから終わりまでずっと修道士ばっかりで幸せでした。
修道士は清らかなので、群れると多感な思春期の少女にしかみえませんでした。
お姉ちゃんとニヤニヤしながら眺めてました。
すいません・・・。
文書館はどう表現されるのかと思ったら、期待を裏切らないナイス・ラビリンス!
(エッシャーの迷宮のよう!)
写字室もイメージまんまだ・・・すごい・・・。
中世修道院好きにはたまらん映画だと思うけど、原作読んでなかったら絶対意味、わからん。
でも結構はしょられているキャラが多くて不憫でしたが・・・。
でもでも、トンスラ2時間眺められるだけでも価値があるかと。
(ついでに『薔薇の名前』、まさかのゲーム化されていました・・・どんだけ貪欲)
2本目。
チョコレート・ファイター
眠れぬ夜の暇つぶしに見始めたんですが、すいません、眠れません。
完璧に『薔薇の名前』を上書きされてしまった・・・そんな馬鹿な・・・。
重めの映画ばっか借りたから、軽めのも1本入れとこうと思って『マッハ!』なノリでレンタル。
かわいい女の子が悪漢をギッタギタにする話しかと思ったら、存外、暗かった。
(去年のパンズラビリンスで痛い目見たくせに、今年も痛い目見ました。チーン)
女の子、かわいい顔して容赦なし。
しかも幼馴染のぽっちゃり、お前がヒロインか(悪党にさらわれて人質)
悪党、良く考えればいちばん報われない(裏切られて悪党らしく執着したらフルボッコ)
やられ役のHPは低いけど、回復の早さがハンパない。タイの皆さん・・・タフだ・・・。
あれ?主人公が見てるテレビの映像・・・『マッハ』?
でも女の子がかわいくて強いのはいいと思う。
映画自体は暗くて、地味にグロくて、途中キル・ビルみたいになってたけれども!
何より、映画開始早々阿部寛さんのすっぱだかが観られますよ!
ふいたわ!マッパかよ!
そしてやっぱり、私の好きになったチンピラ(YAKUZA)は瞬殺されました。
セリフあるから重要キャラかと思ったらいきなり画面からカットアウト。チーン。
でも嫌いじゃないです・・・、こうゆ暗い映画。
(そういや『マッハ!』も最後暗かったわ!)
なんか意外に音楽がやったらカッコよかったし!
しかもラストシーンで主人公、白ソックス履かされてんですよ。最強すぎだろ。
(ぽっちゃり君のその後、知れず)
いやでもなんでこんな初夢に影響しそうな映画ばっか観ちゃったんだろう・・・。
寒いのはおきらい。
つい先ほど、除夜の鐘が鳴り始めました。
24回目になっても相変わらず「終わりゆくもの」が恋しくて惜しくて、「スタートに戻る」がなんとなく苦手な年越しです。
いつも始まると同時に終わりを思って無意味にアンニュイになる質のようで、
毎年新年はめでたいながら「あけましておめでとうアンニュイ」を抱えています。
そんな風に始まった2010年ですが、いつのまにかもう終わりゆくもの。
きっと明日の朝ざわざわ落ち着かない新年でしょうが、来年も今年同様よい年でありますように。
来年こそは除夜の鐘で事足りるように、煩悩・・・減ってますように(笑)
(毎年分割払いですよ!)
te’ [如何に強大な精神や力といえども知性なくしては『無』に等しい。]
眠れぬ夜の音楽サンポ。
人生で一番眠れなかった一年。
残響コンピには大変お世話になりました・・・。
なかでもおきにいりはte'。
ゴリゴリかと思えば柔らかなギター。
油断してると激しいビート。
声が入らんのがありがたい夜もあるのです。
People In The Box [犬猫芝居]
もいっちょ、残響。
なにより、タイトルがすき(笑)
サビの「君は痛いのがすき 僕は穢すのがすき」を聴いたら好きにならずにはいられなかった。
People In The Box [完璧な庭]
このPVもすき。
ささやくように話しかける歌声が心地いい。
(どれもこれもタイトルのセンスがいいと思うの。[She Hates December]とかよいよなぁ・・・)
ぼんやりしているうちに今年も終わろうとしているのですね。
振り返ると今年も実りの多い一年だったかな、と。
新しいこともはじめられたし、綺麗なものもいっぱい見た。
なつかしい土地にも行けたし、なつかしい人にも会ったし、新しい出会いもあった。
たくさん本も読んだし、素敵な音楽も聴けた。
いっぱい遊んでかまってもらったし、おいしい物も食べた。
もちろん嫌なことや泣きたいこと、やってらんねぇこともそれなりにあった。
自分のあんまりな馬鹿さ加減に嫌気もさしたけど、まぁトータルおっけ。
なによりCoccoさんのライブに行けたし!ヒャッホ!
最後に風邪ひくとかサプライズがあったけど、まぁいい。想定内。誤差の範囲。
来年もよい年になりますように、と祈るばかりであります。
(来年のキーワードはなんだ、貪欲か。笑)
明日は北部・・・お天気大荒れの予想。
そんな日に限ってタイヤ交換。
きっと雪、降らないって信じてる。信じてるよ、あたし。
てことで明日はクリスマスイブなのですが。
しあわせ舞い降りろ!と念じるばかりです。
1年おつかれ、じぶん・・・なご褒美に憧れのALEX MONROEのアクセサリーを買おうか検討中。
(ついでに最近一番使用頻度の高いお気に入りピアスが片方紛失・・・失意のどん底中ゆえ・・・)
ずっと前からこっそり覗いてるALEX MONROE。
ここの鳥や羽モチーフのアクセサリーがとてもすきで、毎夜ニヨニヨ眺めているわけですが・・・。
葉っぱのモチーフもめためた素敵なのです。
華奢で繊細で、シンプルで。
でもさりげなく可愛らしさもあって控えめ。うっとり。
細いシンプルな指輪が欲しくて眺めてるけれど、なんとなく指輪を自分で買う度胸と勇気と思い切りがなく断念している日々(笑)
もじもじじている内に、悩んでた羽根の指輪はSOLD OUT。なんてこと!
いつになったら私の指は飾られるのか・・・。
肉の祭典 肉の宴
本日はみなさま、例年通りの忘年会ご参加ありがとうございました。
やんややんやー。
いつものメンバが集まって我が家でモリモリ忘年会。
今年も窓磨き、ありがとうございます。ここ数年わたくし、大変楽させていただいております。
鍋から鶏肉から牛肉から豚肉から素敵ケーキまで、始終食べてばっかいたように思いますが!
今回も愛しのありさのおかげで豪勢なお食事にありつけました。ありがとう!
私のわがままでチキンまで・・・うう・・・しやわせ。。。
(わたし、久しぶりにオーブンと向かい合った気がするよ!)
しかも今年は肉担当が2人もいたので、大変うれしかった・・・。
鍋の肉もいつもありがとう最高嬉しいもう惚れてしまいそう。
ついでに今年は松坂牛もやってくる始末!なんて太っ腹!瞬殺で消えましたが!
まつざかうし・・・次はいつ君にあえるんだろう。
デザートは赤ワインのケーキ!
こうゆ焼き菓子のケーキ大好き!!しかもレーズンやスパイスたっぷりでうま・・・。
しっとりチョコレートケーキに生クリーム添えとか最強装備すぎる。
(すごいなぁ・・・・私もケーキ作ったりする素敵女子に育つ余地があったろうに。なぜ)
いつもの心地いいメンバで笑って食べて笑って。
よい友人に恵まれており、幸せです。
みんなのおかげで、今年もよい1年になりました。
次は年越しにまた!
めためた最高嬉しい!
もしDVDなり発売されたら買ってもいいと思ってた。
もっかい見れてしやわせ。。。
Cocco / Inspired movies 「絹ずれ ~OKINAWA~」Cocco監督作品
このサンシンverの絹ずれはいつかアルバム収録して欲しいとさえ思った。
ライブに引き続きオロローン、ぼろっぼろ。
Cocco / Inspired movies 「Cocco 歌のお散歩。」塚本晋也監督作品
十六夜→Spring around→波璃の花
アルバム収録版のリアーナみたいな十六夜ももちろん大好きだけど、こっちのverもまた違った凄みがあって好き。
お散歩って言う割りになんとなく暗いとこが・・・たまらんな、と。
Cocco / Inspired movies 「4×4 -Hello,Goodbye.-」井上哲央監督作品
曲が・・・泣ける!
ちょっと暗い霞んだ画面が好き。
そう、やっぱこの曲はダントツ冬とか地方のイメージで聴いてたから。
Cocco / Inspired movies 「Spring around -踊ってみた(パンチラあり!?)-」
パンチラ!ぱぱ・・・パンチラ!PA N CHI RA!
(つーかまんまパンツですが)
いちばん、好き。
Spriong around自体、アルバムの中で上位ランクに好きなので、いつか私もこっそり夜中洗濯物引き連れて踊ってみたいもの。
たぶんあと3周は通してみます!
連休の使い道決定(笑)
花がたみ
「この試験終わったら、おれ・・・上村松園展いくんだ」フラグが立ってたので、フラグ消化してきました。
(死亡フラグだったかどうかは黙秘)
京都国立近代美術館で開催中の上村松園展におでかけおでかけ。
松園さんは以前、滋賀近美でも〔花がたみ〕をみたけど、こんなにまとめてみたのは初めて!
会期中にこれてよかった・・・。
やっぱり一番好きなのは〔花がたみ〕。
松園さんの情念が出てきた頃の作品、といえば理由は説明できましょうか。
この女性の表情もさることながら、表情豊かな髪の表現がとても心をぶん殴るのです。
画面右端下にぞろり、と蠢く黒髪に情念が詰まっているきがする。
「綺麗だけど、怖いな」と思って違う絵に行こうとして一歩下がったときに目に入る右下の黒髪。
思わず立ち止まって、もう一度絵を眺める。
うっすら微笑む継体天皇の顔。
凄みが増している・・・。
かと思えば、凛とした〔序の舞〕や初々しくてきゅんとする〔人生の花〕もある。
いつかお嫁に行くとき渡す感謝の言葉は、絶対この〔人生の花〕のカードにしたためます、お母様と決意。うし。
(〔序の舞〕みられなくて残念・・・いつか見たいなぁ・・・)
展覧会見終わった後は、一人の女性の人生を追体験したよう!
くらくらして、流れで常設展行ったらいきなり田中敦子さんや草間彌生さんに出くわし、甲斐庄楠音さんに驚かされ、帰り際には小磯良平さんがお見送り。
いろんなものに中てられてしまったのか、ふらふら帰宅。
(やっぱり死亡フラグだったのかしらん)
帰り道、あんまり腹が空いたからいつも気になる京近美近くのカフェ、オ・タン・ペルデュでひとりランチして行こうかと思ったけれど、こんなことで憧れのカフェに挑むのはとても失礼な気がしたのでランチは延期。
このお店は素敵なあの人と行くために残して・・・・おくんだ・・・!(フラグ)
不安定なお天気じゃ、気分が不安定になったって仕方がないよね。
ということで、衝動的に仕事帰りにお買い物。
むしゃくしゃして、やった。
今日の自分の格好がもう、上から下まで真っ黒だったのにも嫌気がさした。
もっと色味のついた格好をしようぜ。
帰り道にあるアウトレットに行って、色のついた服買って、きらきらしたきれいなもの買って。
だいぶ気が晴れた。
(そういえば、ペンダントもここ数年気に入った2種類をほぼルーティンワークだな、と)
ついでに切れてた時計の電池も交換しに行こう。
(このタイミングは最近発売のfranchelippeeの猫時計買えと言うお告げかと思ったが、どうやら違うようだ。金銭的に)
よっぽど気分が高揚していたのか、待ち時間の間に覗いたお店でうっかり福袋を予約・・・。
普段そんな買わないのに、福袋・・・・!
いやでも、このお店の福袋は足掛け3年悩み続けて、悩んでる間に正月が終わる、後悔、という輪廻だったからいいか。
中身のサンプルのダウンコート、可愛かったし・・・試着したらなお可愛らしかったし・・・・。
あのコートを正月までお取り置きしていると思えば・・・。
煩悩抱えて本屋行って、案の定発売してたマンガ買って帰宅。
(本屋で本眺めてるときがどの服屋にいるよりしっくりしてた。背景に溶け込んでた)
明日試験とかもうどうでもいいから、勝田さんの『プリーズ、ジーブス』の2巻読んで寝る!
罪悪感とかもうどうでもよし!
こころがおおはしゃぎして衝動買ってしまったユリイカのミュシャ特集。
去年の特集のようです。
(ここのところ、ユリイカ率が妙に高い。アルキメデスの気持ちになって「ユリイカ!ユリイカ!」叫んでみよう)
amazonでユリイカバックナンバーをチラチラ見てたら、目に飛び込んできたミュシャの絵。
なんとミュシャ特集ではないか。
と、思った矢先にはワンクリック購入。ぽちり。(なんと おそろしい 機能 でせう!)
だって、表紙がミュシャの中で一番好きな[百合]だったから。
前に展覧会でみて一目ぼれしたのがこの絵。
なんといっても表情がすき。
ミレイの[オフィーリア]の表情と似ている感じ。
このような表情にとても惹かれる。
私が持ってる「百合の花」のイメージはまさにこんな表情なのです。
(なんとなく、「心ここにあらず」とか、「不可侵・不可触」なイメージ)
ミュシャには他にももっと色彩豊かで華やか、ドラマティックで幸福そうな絵がたくさんあるだろうに、
この絵を表紙にもってくるセンスにもう乾杯!つーか、完敗!
と、勝手に心酔。
しちゃったので、こっそりTwitterで青土社をフォローフォロー。
(ああ、他のバックナンバーも買ってしまいそう・・・)
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3692ページ
ユリイカ2005年10月号 特集=攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
読了日:11月29日 著者:
サロメ (岩波文庫)
読了日:11月28日 著者:ワイルド
若様組まいる (100周年書き下ろし)
読了日:11月28日 著者:畠中 恵
アイスクリン強し
読了日:11月26日 著者:畠中 恵
修道女フィデルマの叡智 修道女フィデルマ短編集 (創元推理文庫)
読了日:11月22日 著者:ピーター・トレメイン
ああ知らなんだこんな世界史
読了日:11月13日 著者:清水 義範
女ぎらい――ニッポンのミソジニー
読了日:11月07日 著者:上野千鶴子
ラティファの告白―アフガニスタン少女の手記 (海外シリーズ)
読了日:11月04日 著者:ラティファ
「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)
読了日:11月04日 著者:中野 京子
非道、行ずべからず (集英社文庫)
読了日:11月01日 著者:松井 今朝子
薔薇の名前〈下〉
読了日:11月01日 著者:ウンベルト エーコ
薔薇の名前〈上〉
読了日:11月01日 著者:ウンベルト エーコ
読書メーター
11月のよみもの。
おそろしく偏っておる。
(『アイスクリン~』と『若様組~』の浮き方がはんぱなし)
心のMVPはやっぱりエーコ様の『薔薇の名前』。
『薔薇の名前』で始まって『サロメ』でおわる11月。
アツいな・・・!
夜の成果。
ここ毎晩眺めているもの。
攻殻MADの中でピカイチに好き。
Benassi Brosの曲、頭の中揺さぶられる感が心地よくてまたループ。
少佐・・・かっこいいなぁ・・・。
そろそろ視界の端に(某アニマルプラネット的な)ピンクのもやもやが漂い出すんじゃないかと。
本気で眠れないデイズが続いてしんどい。
おかげで午後に記憶が飛びそうになる。仕事にならん。
満足のいく眠りなんて、ここ最近、ないよ!
(さすがに旅行の酒盛りは寝れたつーか意識が途切れた)
おかげで頭痛再発で無限輪廻を暗闇に向かって爆走中。
眠れない原因に心当たりはありそうだけど、どうしようもなくうなだれ。
分かったところでどうしょもないことも分かってるから手立てなし。お手上げ。
きっと今夜も眠れないから、開き直って攻殻見てくる・・・。
なかよし。
仕事終わりにヒラリと特急列車に乗って、あの人のもとへ・・・・。
とゆことで、週末城崎温泉へ逃避行。
前日22時半に誘いがかかるという、人生のサプライズ。
もともと行けないと思っていたので行けていとうれし。
(職場から電車まではかつてないタイムアタックだったけど!)
夜はひたすらカニ、カニ、カニ。
カニとはなんて割りにあわない食べ物なんだろう・・・!
最後の方はもう・・・カニを食べることが目的なのか、カニを剥くことが目的なのかわからなくなった。
(目的と手段の立ち位置が華麗に巧みに逆転)
あんな頑丈な甲殻類に、あんな棒っきれ(カニスプーン・・・?)1本で立ち向かえ、というのがそもそもまちがっているんじゃないか?
ああ、なんか『ICO』の気持ち(よくわからん影に木の棒一本で戦わざるをえない心境)がよく分かるな・・・・。
肝心の温泉はめためた気持ちよかった。
溶ける・・・もう溶けたい・・・・生まれ変わったらミネラルになりたい・・・・。
夜は夜で酒盛りしながら、何故かアメリカのプロレス鑑賞。
酔ってたから、ということにしておいていただきたい。
有意義な週末でした。
年末休みまで頑張れる。
口内炎が治らない!
季節の変わり目は気分も体調もぐずぐずと嫌な感じです。
今こんな体調でインフル接種したら負けてしまうんじゃないか、と心配。
(注射が嫌なのではありませんよ!)
夜眠るために努力するなんて、なんて本末転倒。
12月になって仕事が忙しくなったら眠れるかしら。
(そしたらインフル危険度も上がるから、やっぱ負け覚悟で接種いくべし)
DECO*27 Feat.とぴ [愛 think so,]
かいとたんが歌ってた[二息歩行]がとてもすてき!と思って借りたDECO*27さんの「相愛性理論」。
今まですんでで止めてきたボカロ(オフラインでの意)。
ミクちゃんの無機質感がかわいくてすき。
ぴこぴこした音に合っててきらきらしててよいよい。
お気に入りは[愛 think so,]、でも特にオロローンなのはFeat.とぴさんver。
帰りの運転中に気付いたのだけれど、RADっぽいのね!なんとなく。
[愛 think so,]のこっそりわがままにはじんわり、うんうんと納得。
口には出せないけど、実は人一倍わがままなのデス。
あぁ、なんか人に見せられない様相になってきた、my podさん。
(他に何を一緒にレンタルしたのかは口が裂けても異端審問かけられても言えない)
こんな恐ろしいブラックボックス持ち歩いているうちは、簡単にはくたばれない。
(一番はパソコン。これだけは勘弁してほしい。死ねる。死なせてくれ)
キョウトサンポ
秋深し、紅葉色づく京都会館にてバレエを鑑賞、鑑賞。
(落ちてくる葉っぱは掃いても掃いても無限地獄。おつかれさまです)
やっぱりラフマニノフのヴォカリーズだいすき!
踊りと、音楽と、照明と、空気と、全てがぎゅっと収斂していく感じ、ふおぉぉ・・・と感動。
来年も来れたらいいなぁ。
アイリッシュ音楽の踊りも大変ノスタルジックで心がざわざわしました。
帰りはイノダコーヒー本店でごはん、ごはん。
「なにか食べてかえろうか」は、いつもイノダコーヒー。
お昼にSECOND HOUSEでパスタ食べたとか気にせずいつものイタリアンで!
ナポリタンと言えば、ここ以外にはありませんの。
胸もお腹もいっぱいになって、今は日曜美術館の姜尚中さんで胸が(腹も)苦しい。
(ミレー特集・・・うれしい!)
明日からまた一週間頑張れる気がする。
満たされた気持ちを胸にいっぱい詰め込んで、
えき美術館の「ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界」によりみち。
しまった・・・平日にくるんだった・・・・混んでる。
ブリューゲルの描く人はとっても人間らしくてすき。
それに探さないとわかんないくらい背景のすみっこで溶け込んでる構図もすき。
頭に足はえてたり、魚に足はえてたり(何かを思い出す・・・・ぷよぷよ的な)、卵に足はえてたり、愉快です。
絵の中にいろんなメッセージやら皮肉やらいじわるやらが詰め込まれてる。
それをニヤニヤしながら眺めるのがなんとも楽しい。
(だからこそ人の少ない平日に行くべきだった・・・・後悔)
意地汚いとことか、うぬぼれやなとこなんか、あけっぴろげでいっそ清清しい。
今も昔もこれからも、そんなとこは人間の基本なのでしょうね!
(ツンと澄ました肖像画にはないところ。肖像画の裏をムフと妄想するのも楽しいけれど)
かと思えば、動き出すんじゃないかってくらい生き生きした船もあるし、風を孕んだ雲もある。
そのギャップがまた楽しい。
(でも画面のすみっこにプシュケとかいたりして・笑)
図録を買うかすんごく悩んで結局買わなかった・・・。
やっぱり欲しかったな・・・・。
もっかい平日ゆっくり見直しに行こうかな・・・。
(そういや最近版画ばっかりみてる気がするなぁ)
ぶれた・・・!
奇跡の休日、まさかのご褒美、姜尚中さんの講演会 「東アジアの共生 -韓国併合100年にあたって-」に行って参りました。
はりきって早めに会場行ったおかげで前の方に座れた。
こ・・・こんなお近くにいらっしゃるなんて・・・!とどきどき。
本は何冊か読んだけど、講演会は初めて。
全然専攻でもない分野のお話しだったから、ちゃんとわかるか心配だったけれど、
先生の生い立ちから始まって徐々にアジアの話しに移っていく。
お話しが面白くて興味深くて、気付いたら1時間半なんてすっかり終わってた。
(ノート取って話し聞いたのなんて何年ぶりかね!)
知らなかった歴史や、想像したことのなかった人の心。
「歴史」で見てしまうと、そのときそのとき実際に生きていた人がいたんだということを忘れてしまうな、と実感。
「歴史」というのは人の「人生」が折り重なって積み重なったものなんだな、と再確認。
久しぶりにアカデミックで充実感に満ち満ちた時間でした。
(何より先生が素敵・・・・もっかい『愛国の作法』読み直そうと決意)
お話しの序盤で、「先生は胃下垂」とノート取ったことは内緒。
そういえば、今年ももうなんやかやと言ってる間に年の瀬がやって来るのですね。
京都駅ビルにもツリー出てたし、ロクシタンのクリスマスギフトも可愛かったし。
(ロクシタン・・・フルールシェリーダンスナイトキットがめためたかわいい。何がって・・・箱が!)
そろそろ来月のシフトが出てくる時期なのだけれど、上司の気遣いか知らんが、
24日周辺ひっくるめて4連休とかどうしろと・・・!?
「休み、入れといたから!」って予定ないですよ、うわー。
(どうせすぐ年末~正月休みなのに・・・どんだけ気前がよいのだ)
何も予定がないのもアレだな、と思うのでケンタッキーのクリスマスバーレルでも予約しよう・・・。
24日・・・ドライブスルーして取りに行くんだワーイ。
Tommy heavenly6 [I ♥ XMAS]
私の最強クリスマスソングカード。
ヘヴちゃんのPVが可愛い。
この曲でわたくし人生史上最悪のクリスマスも乗り切った。
(それ以来、なんとなくクリスマスは鬼門な気がする)
念願叶って買ったfranchelippeeのコート着て、この曲聴いて待ち合わせてみたいもの。
いっそメサイアコンサートで召されてもいい・・・。
どうしよう・・・四連休。(命題)