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雨降り夜。
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ぼけっと一週間過ごしていたらいつの間にやら日曜日です。
今週超ヒマ!(やること無くなってずっと@オフィスのカタログ読んでた。楽しい)

今日はとまたんと仲良くええ歳の姉妹二人で、金聖響さん指揮大阪センチュリー交響楽団の演奏会に行ってまいりました。
曲目はベートーヴェンの交響曲第5「運命」と第6番「田園」。
どっちともメジャー中のメジャーだけど、通して聴いたのは初めてでした。
第一楽章しかぱっと浮かんでこないレベルです。なんてこったい。

席はまさかまさかの一番前ド真ん中。
とまたん根性のかぶりつき席です。
音的にはどうかもだけど、第一楽章しか分からん私の大層な耳にとってそんなものは大した問題ではありません。

近くで演奏見れるほうがうれしいもの。
後ろの皆さんは全然見えないけどな!(笑)

でも間近でみれて迫力。
金聖響さんの息遣いすら聞こえてきそうだよ!(なんか気持ち悪いな私)


「運命」はとってもドラマティック。
間近で聴く音とハーモニーの怒涛の存在感に圧倒され、運命よろしく私の心も揺さぶられまくりーの、翻弄されーのでした。
すんげえ抑圧されて鬱々した後に「パッカーン!」とまた激しい曲調になる感じ、「ベートーヴェンはきっとドSだったんだろうなぁ」と思いました。


「田園」は標題が綺麗に繋がっててストーリーがあって聴いてて楽しかった。
あまりのハーモニーの美しさに、「ふおぉー!」と召されるかと思った。

第三楽章「田舎の人々の楽しい集い」が明るくって村の収穫祭みたいで可愛いなぁと思ってたら、いつの間にか激しい第四楽章「雷鳴、嵐」になっててびっくりした。
「どんだけ激しい田舎の人々の集いなんだ!」と心の中で突っ込みまくってたら、とうの昔に集いは解散してて田園は嵐に見舞われていたようです。
(それとも嵐がきたから集いはおひらきになっちゃったのかしら)

曲の雰囲気が変わるとき、違和感無くきれいにさらっと曲調が変わっててすごいなぁと思います。
ところどころ「こんな転換の仕方があるのか!」と興奮してしまいます。ハァハァ。
やっぱ音楽ってすごいです。
きれいに流れていくものって、好き。


大満足です。
そして田舎の人々な私はとまたんとふたり、ボブに飛び乗ってベートーヴェンが触れたヨーロッパの牧歌的な田園とは程遠いザ・田舎の水田モリモリな我が家へ帰っていったのでした・・・。
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