マイベイビー

今更と言われれば、大層今更すぎていい訳もできないのですけれども。

『ミリオンダラーベイビー』を観ました。
こたつから首だけ出して（ぱっとみ生首）感動しまくってました。


後半観ながら「ああどうか幸せな終わりでありますように・・・！」と祈りまくり。
中盤ちょっと越した辺りで「え、もうこんな展開早いの？」とヒヤリとしたら案の定ぎょえ！という展開に。
残り２０分ぐらいでどう考えてもどんでん返しなさそうな感ゴリゴリだったのに、祈らずにはいられません。

ラストはハッピーだったと信じておきます。
お・・・重いけど・・・どんでん返しじゃここまで感動もしないのもほんと。

全部見終わった後に予告版みると「あああああ！」と泣きそうになります。
なんだこの倒置法。
ラストを知っているからこそ、物語の序盤に言っていた言葉が急に意味を帯びて重くなってずしりと腹のあたりを直撃。

もっかい本編見直したら私、たぶん笑い泣きそうな顔で見てると思う。


と、まじめに感動しつつ。

映画観てる間中ずっとクリント・イーストウッドの素敵すぎさにやられっぱなしでございました。
（この一文書いた瞬間、上記の感動が薄っぺらくなってしまったような気がする）

な・・・なんだあの色気は！？

前から気にはなってたけれどもそれほどではなく、てゆーか・・・なかったはずなのに・・・。

ちょっとくたびれた感じがたまらんのです。
締まっているようで、ちょっとたるんでそうなお腹まわりとか・・・。
洗練されてない優しさが・・・もう・・・つぼ・・・。

と・・・とこめく（とこめ・・・え・・・？）


キャンパスターＨ５０ ｗｉｔｈメンズノンノですら高鳴らなかった私の胸なのに。
おかしい。

結局、私は枯れ専で歳の差に弱いということか。

・・・なんか切ないな。