雨降り夜。
Coccoさん、初の書き下ろし小説 『ポロメリア』
仕事の事情で絶対発売日に本屋に行けない事がわかってたので、amazonにて予約。
今朝も新聞で広告発見の報を聞き、期待にない胸を躍らせておりました。
のに!
5月31日、つまり明後日発売なんですが、仕事から帰ったらamazonさんからお荷物が。
まさか・・・やっぱか!
発売日前の本のフライングゲットはなんだか申し訳ない気がして、あまり好きではないのですが、
おうちにあるのに読まずにおくなんてことできやしないのも私の性分。
結果・・・・読み終えてしまいました。(バカッ)
で、感想なのですが。
・・・本年度読書部門で、ぶっちぎり1位かもしれません。
Coccoさんファンだということを抜きにして、作者が誰か分からないうちに読んだとしても、
私はこの本をMVPにしてしまうでしょう・・・という、レベルです。
ちなみに、マンガも含めた「物語」部門での総合1位です。
いつも小説などを読んでても、途中ダレはじめると、ちょいちょいナナメ読みしますが、一切無し。
小気味いいリズムですいすい流れていく。
明るい雰囲気で幸せな配色な感じだなぁと思ってても、いきなり驚かされる。
お天気だと思って歩いてたらいつの間にか曇りになってて、
逃げるまもなく嵐がきて、立ちすくんでたら嵐の後の爽快な風。
そんな、ラストの印象。
読み終わっても呆然。
はっとして最初のモノローグを読む。
そして、脱帽。
ああ、うまくいえない。
でも、すごすぎる。
本読んで「はっ」としたのは、ほんと、久しぶりでした・・・。
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